観劇日記takarazuka new

オーレリー
兄の敵を討つためだけに生きてきたかのようなオーレリー。一体、兄がどんな死に方をしたのか。ネルソンに殺されたと言っても、ネルソン本人が直に手に掛けたわけではないだろう。
兄が戦死(だよね?)した時、オーレリーはどこにいたのか。自分も同じようにツーロン戦に従軍していたのか。
兄弟そろって狙撃者で、二人で同じ場所からイギリス兵を狙い打ちにしていたのだろうか。
狙撃者の存在に気付いたネルソンが自ら銃を取り、オーレリーの兄を撃ち殺しでもしたのだろうか。
あるいは、戦死した兄の遺体の損傷が尋常ではなく、ショックを受けたオーレリーが敵軍の指揮官を異常に憎むようになったのか。
戦争で人が、兵士が死ぬのは当たり前だ。そういう時代背景だった。オーレリーの兄一人だけが死んだわけではない。
だからオーレリーの憎しみの根源がわからない。そういう所も脚本でちゃんと示して欲しい。
最初は一途に「敵を取る」事に燃えていたオーレリーが、次に出てきた時はまるで人が変わっている。
座談会で「ナポレオンに洗脳された」と書かれていたけれど、純朴そうな青年をどうやったらあそこまで壊せるのか。
ナポレオンって怖い~
ネルソンを撃つ直前に大声で「ネルソン!」と叫ぶオーレリー。ここの表情が見逃せない。
首尾よく本懐を遂げたオーレリーはハーディに報復される。だけどね~ハーディの短銃だと死ねないと思うぞ。
オーレリーが生きたまま、捕虜になった、あるいは逃げおおせた可能性はあると思う。
ジャービス卿、ぜひオーレリーを捕まえて尋問を!

本日のお席 1階23列